とことこと

NOVEMBER 18, 2021 / 普通のパリ

PARIS, Inspire

今、パリのクリエーターの間で話題のフローラル アーティスト、Yoko Negiさんのインタビュー第2弾!

ラグジュアリーブランドの店内装飾や、写真の中で見ることができたYokoさんの作品だったが、ボン・マルシェでPOP UPフラワーショップをOpenしてからは、パリでも多くの人が、Yoko Negiさんの作品を身近に感じることができるようになった。

そんなYokoさんのインスピレーションはどこからくるのか!?凄く気になる!

オランダ、ロッテルダムのYoko Negiさんのフラワーショップ。この記事でお馴染みのインジー・マソトゥが教えてくれたYoko Negiさん。インジーがプロデュースした、ラグジュアリーブランドのイメージ写真に起用されたのも、このかすみ草をメインとした「フラワークラウド」だ。

「オランダ絵画の静物画に描かれる、光の使い方を見ると、わぁー!と思いますね。あの陰影の出し方とか。」

機会があればよく美術館にいくというYokoさん。中でもオランダ黄金時代といわれる頃の絵画に惹かれる、とのこと。

オランダ黄金時代の絵画、といわれて真っ先に思い浮かべるのはフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』だった。静物画はどちらかというと、脇役のように思っていた。

「花だけじゃなくって、例えば果物とか花器、ガラスだったり、食べ物だったり、動物だったり、人の肌だったり。」オランダ黄金時代のアーティスト達が競って表現した光の効果や質感を、Yokoさんに教えてもらい見ると、なんというかー豊かな気持ちになる。

いつもは脇役の、かすみ草が主役となるYokoさんの有名な作品「フラワークラウド」。そこには視覚的な美しさだけではない、新しい発見がある。

「光と影の美しさだけではなく、配色と質感の組み合わせや、構図的なバランスが素晴らしいところ。

あとは、実際には季節柄組み合わせが難しい花材を、想像の中で合わせて描いているところ、ユーモアがあるところなど。見ていて飽きさせない、見入ってしまう要素がたくさんありますね。」

「アムステルダム国立美術館も素晴らしいですが、ハーグのマウリッツハイス美術館は規模もこじんまりとしていて素晴らしい絵画をゆっくり見られるし、建物も素敵で。ハーグに立ち寄る機会があれば、頻繁に足を運ぶ美術館の一つです。」と教えてくれたYokoさん。フラワーショップの近くのホテルでは、ワークショップも!

「そうだ!あと最近だったらネザーランド・ダンス・シアターというモダンダンスの劇団があるんですけど、彼らの舞台を見に行くと、普段と違う感覚が呼び起こされる、というか、刺激を受ける、というか。素晴らしいな、って思いますね。」

フランスにいた頃は、バレエやオペラのような、伝統的でありクラッシックなダンスに触れる機会が多かったYokoさん。オランダはモダンダンスがさかんだそう。

「シンプルなデニムに白いTシャツで、それに大きなガラスのイヤリングをあわせるようなスタイル。」 ファッションスタイルの姿勢について質問した時の、Yokoさんのアンサー。女性像に対するアイディアがぎゅっと詰まったイメージだ。

Yoko Negiさんのインスピレーションにもう素直にインスパイヤーされている。

この9月に、パリのシャイヨー国立劇場で、ダミアン・ジャレのコリオグラフィーで、名和晃平が舞台美術を担当したダンス作品を見て、強く感銘を受けたというYokoさん。

ネザーランド・ダンス・シアターの、日本人女性ダンサーがメインの演目だったそう。そのことを話すYokoさんの声が、弾むようだったのがとても印象的だった。

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