とことこと

OCTOBER 28, 2021 / 普通のパリ

PARIS, to BE

コトニエのクリエイティブ・ディレクターとして「フレンチカジュアルの今」、を考え、そのスタイルを生み出すナタリー・マーシャル。

コトニエのショーウィンドウに展示されるシーズン・スタイルは、フランス人女性にとって、「フレンチカジュアルの今」を潜在的に意識させる

今シーズンのテーマである「ヌーベル・ヴァーグ x ヌーベル・ヴァーグ」はまさに、「フレンチカジュアルの今」だけではく、フレンチの今のムードでもある。

ナタリー・マーシャルへのインタビュー最終回。パリでラグジュアリーブランドのイメージを作る会社を経営する、インジー・マソトゥとの会話は続く。パリのカフェにて。

ナタリー・マーシャル インタビュー第1弾第2弾はこちらから。

もともとはフレンチ・ヴォーグやMarie-Claire Bis等、フランスの雑誌のファッションエディターとしてキャリアを積んできたナタリー・マーシャル。「ロックスターのスタイリングより、日常の女性の演出」にパッションを感じるという。

インジー: フランス人にとって「ヌーベル・ヴァーグ」は、すごくエモーショナルな位置にいると思うんですが、それをコレクションテーマにする時に、一番考えたことってどういうことでしたか?

ナタリー: セルフアクセプタンス(自分を受け入れる)ということに繋がるスタイルを作り上げる、ってこと。コトニエでいうところの、アリュール。女性が自分の魅力について考え、それを表現するためのシチュエーションを演出することについて考えたわ。

コーデュロイインナーキルティングジャケット【一部店舗限定商品】
コーデュロイワイドパンツ


フレンチブランドならではの、カラーリング。今シーズンは特にローズからパープルへのグラデーションに心奪われる。

インジー: 「ヌーベル・ヴァーグ」には自ら行動するスピリットがあって、そこが世界が感銘を受けたことの一つだと思うのですが、今シーズンのテーマであるヌーベル・ヴァーグの新しい波、となったとき、それはどう変わる、と考えたらいいですか。

ナタリー: 要約すると、to BE vs WANTということになるのかしら。自分ではない何かになろうとするのではなく、そこには自分の魅力を心地いいと思う、自分がいる。行動の自己決定の先の、アイデンティティー(自分が自分であること)の自己決定。

メリノショルダーボタンボーダークルーネックニット
シルクサテンレギュラーカラーシャツ
ピーチスキンスキニーパンツ


このボーダーのニットのカラーがコトニエだ!といいたくなる。クルーネックのフォルムと、ショルダーにあるボタンがタイムレスなスタイルを可能にしてくれる。いろんなカラーと合わせることのできるパープルが、新しい。

インジー: 普遍的で、本質的な服作りの追求、について語られていましたが、お話をきいてて、コトニエの服を着る側にたったときに、それはエモーショナルな部分に影響してくるんだな、と思いました。

ナタリー: コトニエのスタイルを提案するときにベースとなる中には、クラフトマンシップ(服作りの職人技)の価値観があり、フレンチブランドとしての歴史があり・・・ そんな中でも、女性の生き方を考えて歩んできたブランドであるっていうことは、コトニエには色濃く、確かにあるから。

服は自分を愛しむためのツールであるべきだというナタリー。今シーズン、より、実用主義的なコレクションになるよう、素材にこだわり、そこからデザインのディテールを洗練させていった。働く女性、自由に動く、洗練された女性のために。

「フレンチカジュアルの今」には、新感覚のエレガントさがある。それは、「エレガンスとは抵抗すること」だと、ファッションに新感覚をもたらしたココ・シャネルの時代から、さらに自由になったものだ。

ナタリー・マーシャルが提案するスタイルは、あらゆる女性のためへの、メッセージだ。 そしてそれが「フレンチカジュアルの今」となる。

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