とことこと

OCTOBER 15, 2020 / とことこと

#明日のコーデ

アールデコの日

毎年、アートの祭典で盛り上がる、秋のパリ。

今年は中止や延期の知らせも届く中、3Dを使ったバーチャルアートフェアなども開催され、新しい楽しみ方も生まれた。

“探しにいく”、というよりは、“出会った”素材と、旅するように作品を作るという、ハンドウィーヴィングアーティストの熊谷美沙子さん。

そんな彼女との今週のセッションは、芸術の秋、パリから届いたアールデコプリント。

どこを切り抜いても画になる、熊谷さんのこだわりがつまったNEWアトリエ。

「色物や柄物はワードローブに少ないんですが、最近は気分的に目がいくようになっていて。このドレスは落ち着いた色でまとめられたプリントだから、しっくりきます。

今年はボリュームのあるシューズが気になっていて、こういうしなやかなドレスにあえて合わせると可愛いかも。」

フランスで発祥し、日本の建築にまで影響を与えたアール・デコ。その特徴となる幾何学模様にインスパイアーされたコトニエのアールデコプリントは、システマチックでありながら温もりも感じるフラワーが散りばめられている。

シルクアールデコプリントドレス
その他私物

あ、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン:フランスの建築家。デザイー。)の本が!お好きなんですか?

「大好きです。もう1日中本を眺めていられるくらい。作品の美しさはもちろん、ペリアンは日本とも関わりが深くて、鳥居をモチーフにした椅子のデザインとか、彼女のインスピレーション源をたどるのもすごく楽しいんです。」

大切な大切なペリアンのチェア。ペリアンが活動し始めたのは1920年代。ちょうどアールデコ様式が席巻していた時代に、レザーやメタルを使い、1950年代を先取りしたようなモダンな家具をデザインしていた。

ずっと聞きたくてうずうずしていたんですが、フロアランプもすごくかわいいです・・・。どちらのなんですか?

「Arlusというフランスのメーカーの、1950年代のものです。理想のフロアランプに出会うために、もうそれそれは必死で探して・・・。毎日instagramとにらめっこして、やっとお迎えしました!」

Arlus社は1910年創業のフランスの照明器具メーカー。過剰な装飾が取り払われた、シンプルな線と形で模様を織り成したアール・デコの流れは、ファッションとも共鳴。1926年に発表されたココシャネルのリトル・ブラック・ドレスに代表される、直線的なシルエットのドレスが注目された。

作品に使っている素材のことをお伺いした時にも感じましたが、置いてあるものすべてにものすごい愛情を感じます。ストーリーがつまったものだけに囲まれる空間、ひとつのことに没頭する空間・・・憧れます!

「この空間は、とにかく私の“好き”を集めました。あと、このアトリエを作ったことによって、生活リズムも健康的になりましたね(笑)。前は自宅がアトリエだったし、ものすごい夜型人間だったので、だいぶ不規則な生活だったんですが。ピラティスも始めたり、体質改善がんばっています(笑)。」

クローゼットの扉を外して、ディスプレー棚に。さらっと置かれたオブジェにも、ストーリーや愛情がつまっている。

シルクアールデコプリントドレス
その他私物

フランスではじまったとされる芸術革新運動、アール・デコ。アートとファッションとが共鳴した時代だ。

その100年後、アールデコプリントのドレスに美しい佇まいの熊谷さんと、蜂蜜のような午後が輝くアトリエにて、なんとも贅沢な時間。

なんだろう。ワクワクしているのに、とてもリラックスしている。そう感じながら、熊谷さんの時間が流れるアトリエを出た。

hand weaving artist/neuloデザイナー
熊谷美沙子さん

フィンランド語で“編む”を意味する「neulo」を2014年に設立。オンラインショップでの販売、オーダー製作を中心に、セレクトショップなどでPOP UPも開催。

@neulo335

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