とことこと

OCTOBER 8, 2020 / とことこと

#明日のコーデ

自分に溶け込むシンプル。

もっとポエティックに、もっと感覚的に。

袖を通すと心がほぐれる、コトニエのカシミヤニットがパリからたくさん届いています。

今週の「明日のコーデ」は、そんなコトニエのカシミヤニットと、ハンドウィーヴィングアーティスト、熊谷美沙子さんとのセッション。

世界各地から集めた、想いの詰まった素材だけで丁寧に手織りされたウォールアート。

彼女の作品もまた、心地の良い素材の服を纏うように、ポエティックな気持ちを生みます。

2ヶ月前から拠点を移動したというアトリエ。入った瞬間空気が変わるような、作品に向かい合うための、こだわりの空間。

「基本的に、すごくシンプルが好きで。色もあまり使わないんです。母曰く、4歳くらいの時から、ピンクを拒否するような子供だったそうです。」

そう語る熊谷さんがチョイスしたのは、ブラックのカシミヤ3Dフリルネックニット。モノトーンでまとめた潔いスタイリング。

シンプルな中にこそ、素材の上質感やフォルムの美しさが活きる。壁にかけられた彼女の作品もまた、シンプルな配色でまとめられていながら、絶対的な存在感がある。

カシミヤ3Dフリルネックニット
その他私物

素材から自分で探し回り、独自の手法で製作されているとお伺いしましたが、ハンドウィービングを始めたきっかけは、何だったんですか?

「実はリハビリとして始めたことだったんです。7年前くらいに、怪我をして指を複雑骨折してしまって。

元々編み物が好きだったので、編み物をし始めたんですが、その時にヴィンテージの大きなタペストリーに出会って。作り方を調べているうちに、“織り物”の世界にどっぷりはまっていきました。」

2014年には、自身のブランド「neulo」を設立。

出会いを紡ぐ

neuloの作品を見ていると、機械的ではない、人の手が作るあたたかさや、独特な素材の使い方に、熊谷さんの想いが詰まってるんだろうなあ、と感じます。

「怪我をする前は洋服の仕事をしていたので、どうしても素材には目がいってしまって・・・。始めた時から素材にはこだわりを持っていたんですが、サンタフェに旅行にいった時に、ピンとくる毛糸にたくさん出会って、これだー!ってなりましたね。

それ以来、日本であれ海外であれ、どこかにいく度に気になる素材を見つけては、作品への想像を膨らませて・・・という感じですね。」

“探しにいく”、というよりは、“出会った”素材。「これは日本人の植物染めをしている作家さんから仕入れた羊毛。これはサンタフェのヴィンテージショップで見つけた糸・・・。これは山梨で・・・」思い出ともに熱いこだわりが溢れる。
イギリス北部でお洋服を着て育ったひつじの、柔らかくて、真っ白な羊毛。育ち方で弾力や風合いが変わる。
作品に使っている流木は、四国まで自ら集めに。たまたま四国の海に行ったとき、関東で見る流木とは違う肌質や色に惚れたそう。

作品は完成図をあらかじめ想像するんですか?

「デザイン画などはあまり描かず、進めながらデザインしていくことが多いですね。だからこそ機械的ではなく、表情がでていくのかなあとも思います。わざと飛び出ていたり、均一じゃなかったり、自由です(笑)。

今までは、糸から想像を膨らませて作ることが多かったんですが、これからはもっと自由な感覚で作りたいなと思っていて。来年1年間はいろんなことにチャレンジする年にしようと思ってるんです。それこそ木彫りとか(笑)。」

熊の木彫り作品だけを集めた、「熊彫図鑑」。友人から「木彫り集めたら?」と言われるも、「じゃあ自分で作る!」と、思ったんだそう。

熊谷さんのアトリエには、インテリアや本、オブジェなど、「これは何?どこの?」と聞きたくなる、魅力的なものに溢れかえる。

気がついたらインテリアの本や写真に見入ったり、WEB検索をしたりしてしまうというくらい、インテリア好きの熊谷さん。

自分だけのアトリエの空間にぎっしりつまったインスピレーションの源については、また次のコーディネートと一緒に。

次週をお楽しみに!

hand weaving artist/neuloデザイナー
熊谷美沙子さん

フィンランド語で“編む”を意味する「neulo」を2014年に設立。オンラインショップでの販売、オーダー製作を中心に、セレクトショップなどでPOP UPも開催。

@neulo335

SELECT ITEM

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