とことこと
NOVEMBER 21, 2019 / 普通のパリ
ファッショニスタのBIO食堂
もはやオーガニックがあたりまえになりつつあるパリ。チェーンのスーパーにも必ずオーガニックコーナーがあり、手軽にビオの食材や化粧品が手に入る。
老舗カフェのメニューにもヴェジープレートが並び、日常の生活の中で、エコやオーガニックライフが楽しめるようになった。
パリ10区、サンマルタン運河近くにあるルラ・キャンティーヌ・ビオも、そんなパリ・オーガニックライフをエンジョイできる場所だ。

お店の名前にあるキャンティーヌとは食堂という意味。その名の通り、地元民に愛される食堂のような存在のここでは、毎日日替わりのオーガニックプレートが楽しめる。
オーナーはルチアナとナタリアの姉妹コンビ。お母さんが作ってくれたような毎日食べても健康的なお料理をという思いから、前菜のひよこ豆のピュレや季節の野菜のスープにサラダ、最後のデザートまで全て手作りだ。
広々としたオープンキッチンではスタッフが和気あいあいと料理を作り、家庭的な雰囲気を醸し出している。

朝は9時から営業していて、焼きたてのパンはもちろんのこと、キアのプディングなどグルテンフリーにも対応した品々が並ぶ。
ランチは前菜かデザートを選べるセットメニューで、カウンターに並んだサラダが食べ放題というのも嬉しい限り。そんなヘルシーな手軽さが愛され、ランチタイムは近くで働くパリジェンヌでいつも賑わっている。

ツーリストで賑わうサンマルタン運河から北に少し離れた場所にあるので、来るお客さんのほとんどはローカル。
在宅で働くアーティストや、デザイン系のオフィスで働く人々が多いこのエリア。
ジーンズの時はサンダルやブーツで、スニーカーを履いた時は綺麗めパンツをと、カジュアルスタイルでもどこかシックな要素をプラスする今のリアルなパリジェンヌスタイルをここではチェックできる。
オーナーのルチアナは元々スタイリストとして活躍していた経歴の持ち主。彼女が持つリラックスしたセンスはお料理だけなく内装にまで反映されていて、どこまでの居心地の良い空間になっている。
ガイドにないリアルなパリを感じたい人にはオススメのアドレスだ。

Lula Cantine Bio & Veggie
216 rue Saint Maur, 75010 Paris
https://www.lulacantinebioveggie.com/
text/Hiro Morita
こんな気分 / こんなスタイル
エントランスの赤が印象的なルラ・キャンティーヌ・ビオ。これからクリスマスシーズンにかけて、やっぱり気になる「赤」の着こなしをチェック!
ナイロンパデットフードコート
カシミヤクルーネック袖ボタンニット
ソフトコットンボーダー長袖Tシャツ
コーデュロイワイドパンツ
レザースニーカー
ファースタンドカラーショートコート
カシミヤモックネックニット
フランネルワイドパンツ

LEFT:
カシミヤ3DVネックニット
フランネルシガレットパンツ
レザースニーカー
RIGHT:
メリノダブルフェイスドレス
レザーバイカージャケット
レザースニーカー
※ソックスは参考商品です。
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