とことこと

NOVEMBER 30

Union Magazine編集長、登場。
(後編)

「Union Magazine」の編集長、百々さんは人気スタイリストとしても日々さまざまなメディアで活躍中。「コトニエは、フランスの日常で着られている洋服というイメージ」とのことですが、百々さんはなんと生まれ変わるならフランス人の女性になりたい!?とか。なぜ?フランス人?

>>前編はこちら。

文:土本真紀
写真:嶌村吉祥丸

百々千晴さん
スタイリスト/編集者/ブランドディレクター/二児の母/妻、といくつもの顔を持って活躍する、まさに現代日本のスラッシャー。編集長をつとめる「Union Magazine」は、NO.12を発刊中。

「フランス人って本当に品がある。品しかない!みたいな(笑)。タバコを吸うし、少し汚い言葉を使っているのに、それでも品がある。なんで?と思いますが、それこそが生まれもったものかな、と。

そんな女性になれる方法が分からないので、だったら次はフランス人に生まれるしかないな、と思っていて。本当に憧れています、フランス人に」

ロンドンに住んでいた頃も今も、ちょくちょくフランスには出かけるそう。フランスブランドであるコトニエの着こなし方も教えてください!

襟ぐりが大きく開いたニットを着ると、キュッと髪を束ねた百々さん。

「ベーシックなアイテムが多いのであえての説明は難しいですが、たとえばベーシックなアイテムだけでワードローブを揃えれば、そこに足し算も引き算も必要ないんです。

シンプルなトレンチコートも、黒いニットも、ボーダーのトップスも、ストレッチデニムも、スラックスのパンツも、ちょっとタイトなスカートも、すべてがベーシックなものであれば絶対に外さない。

一度クローゼットを見直してすべてをベーシックなものだけにしてみるのも面白いんじゃないかな。私自身、スタイリングでは形、色、すべての面でシンプルであることをとても大事にしています。可能な限りシンプルに、ミニマムにしていきますね」

なるほど。トレンドにも左右されないし、とっても快適な洋服との付き合い方かもしれません。

日本人女性は、ボディラインを隠す、というような考え方で洋服を着る人も多いですが、隠したいけれど隠さず、自信を持ってファッションを楽しんだ方が素敵ですよ!とのアドバイスもいただきました。

そういえば、百々さんはそもそもなぜ、スタイリストに?

束ねた髪が、ネックラインとデコルテをとても美しく魅せる。こういう些細な感覚、勉強になります!

「10代の頃、CUTiE(キューティ)という雑誌の全盛期だったんですが、これがすごい衝撃でした。

ソニア・パークさんというスタイリストの大先輩の発信からものすごく影響を受けたし、市川実和子さんをはじめ、この雑誌に登場するモデルさんもみんなアイコニックで。ビョークさんのインタビュー記事にもこころを揺さぶられましたね。とにかくこの雑誌を見ているだけでドキドキしていたんです。

そして、後ろの方のページにソニア・パークさんのコラムも掲載されていて、そこでスタイリストという仕事が何かということを知りました。あー、絶対この仕事がしたい!と思って、そこから一直線でした」

前編でもお話しいただきましたが、たとえばコーヒーを飲みたいと思ったからコーヒーを淹れるようなシンプルな感覚でスタイリストになったという百々さん。

よく、神さまが降りてきた、とか、言葉が降りてきた、という表現を使いますが、そういう感覚をキャッチすることをとても大切にされているそう。

「それは私の子育てでも同じです。上手に説明はできないんですが、勘を敏感にキャッチできるような人に育ってほしい。

うちは、近くの公園では裸足で遊ばせているんですよ。ガラス瓶が落ちているかもしれないから危ないという意見も分かりますが、でも、そこで怪我をしたら覚えられることもあります。風邪だってたくさんひいてほしい。過保護の真逆ですね。ちょっと危ないくらいのことは覚えたほうがいいのでは?と思っていて。そいういことが脳とリンクしているように思うんです」

ご自身も、その時の感覚やノリのようなものをすごく大事にしているという。自分の直感や勘に素直に行動すること。それが百々さんのモットーのようです。

「よく、クリエイティブな仕事をしているから特別なこだわりの暮らしをしているのかな、と思われるんですが、私ってスーパー普通人間なんです。テレビも大好きだし、落語も好きだし、お休みの日は普通に子どもと公園で過ごしてお昼寝してダラーっとする。スーパー日常です。

ナチュラルでいることが一番大切なのかな、と思っていて。あれがダメ、これがダメということではなくて、普通のことも大事にしていきたいと思っています」

百々さん着用商品:KNIT / PANTS

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