とことこと

SEPTEMBER 07 / 普通のパリ

私が育ったフレンチ・リヴィエラにいた頃から、ずっと今も近くにいる友人が数名いる。

そのひとり、アンは著名な音楽ジャーナリストだ。

テキスト:インジー・マソトゥ

右がアン。真ん中が国際ニュースジャーナリストのゲール。左が私。

フランスの新聞や雑誌に、ライブや音楽フェスのの記事を書いたり、映画祭をレポートしたり、ミュージシャンをインタビューする仕事。

専門はワールドミュージックで、いつもいろんなエキゾティックな国を飛び回っている。

でも、あらためて聞いたことのない質問を、今回聞いてみた。

「最近どんな音楽にはまってるの?」

アンとはいつもケンカしてた若い頃

アンが困っている。

「2日ほどちょーだい。」
「いや、ダメ。」
「いろいろ聴くし〜」

そんなやりとりが続き、もったいぶって教えてくれたのがこれ。

Trio Da Kali & Kronos Quartet

マリ共和国のグリオと弦楽四重奏のコラボ。

グリオとは、西アフリカで部族の歴史や記録を音楽・詩・物語の形で言い伝える、語り部の人をいう。

私が東京でオープンしたばかりのコンセプトストアに合うじゃない!!!

もっとはやく聞けばよかった。お店にアルバムをおこう。

暴走するナイーヴ。 コンセプトにぴったりだ。

「最近またZaire 74-The African artistsのコンピュレーションアルバム聴いてる。」

これは私も知っていたし、今回のコンセプトストアの、インスピレーションのひとつにもなっている。

モハメッド・アリ vs ジョージ・フォアマンの対決、ヘビー級世界タイトルマッチのイベントとして、3日間の音楽フェスがザイールのキンシャサ(今のコンゴ)で1974年に開催された。

ジェイムズ・ブラウン、BBキング、クルセイダーズも参加した、歴史に残る音楽フェス。アフリカ・サイド出演者のコンピュレーションアルバムだ。

そうだ!これもお店におくことにしよう。

「アン、来週の記事のためにインタビューしていい?」

- 来週につづく

ーNEWSー
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