とことこと

JULY 27 / 母と娘の森

予約せず人気シェフの料理を堪能

空前のビストロブームのパリ。一ヶ月前でも予約ができないお店が続出で、旅の予定が決まったらすぐ予約したいお店も数々ある。数ヶ月前に予約しても当日どうしても行けず、泣く泣く友人に予約を譲るということもしばしば。そんな中、最近増えたのが、あえて予約をとらないレストラン。

オープンの少し前に行き、並んでオープンと同時に席を確保するこの仕組み。だいたい夕方7時からと早い時間のディナーだけど、人気シェフの料理が手軽に楽しめるということで、地元パリジャンはアペリティフ感覚でそういったレストランを活用している。

シーチキンのリエット。田舎パン、パンドカンパーニュにつけていただく。

今回紹介するのは、ネオビストロブームの火付け役的存在の、Septimeの2号店。もともとレストランのすぐ近くにあったワインカーブで、ワインを試飲するひとのため軽い料理を出していたところ人気になり、2号店をオープンした。

Septimeといば、アラン・パッサールで修行を積んだ料理人、ベルトラン・グレボーが、ビストロだけど本格的な料理をというコンセプトの元開いたお店で、瞬く間に人気店になり、今ではネオ・ビストロの代名詞的存在だ。ビヨンセがパリに来たとき、JAY-Zと一緒に貸切でディナーを楽しんだことでも知られる。

ツブ貝を自家製マヨネーズと一緒に。

師匠のアラン・パッサールと同じく、素材を活かしたシンプルな料理方法ながら組み合わせが絶妙で、2号店でもマグロとビーツとフルーツの赤スグリを合わせたりと斬新さがうり。レモン以外のフルーツもお魚に合うのね〜とうならされること間違いない。

マグロとビーツと赤スグリの盛り合わせ。スグリの酸味がアクセントに。

ワインのセレクトもセンスよく、揃えるワインはすべてナチュール。じわじわ人気のオレンジワインも充実している。魚介類には白ワインを合わせがちだが、ここでは軽めの赤も充実していて、この機会にぜひ魚と赤のマリアージュを楽しみたい。

デザートのメイプル・シロップのタルト。ホイップした生クリームがふわふわ。

いちごなどフレッシュな季節の果物のタルトにハーブを合わせたりと、デザートまでサプライズあり。人気シェフの料理を予約なしで楽しめるとあって、連日大にぎわいのこちら。もしオープンと同時に行けなくても、リストに名前をのせれば、席が空けば電話をくれるシステムになっているので、近くのカフェで一杯飲みながら待てるのも嬉しい限り。

Clamato
80,rue de Charonne 75011 Paris
tel/01 43 72 74 53

Text /Hiro Morita

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