とことこと

JULY 20 / 母と娘の森

パリの食堂はお野菜たっぷり

パリにも食堂みたいなのがあったらいいのに、日替わり料理をビストロよりも手軽な値段で食べられたらな、なんて思っていたら、まさに食堂のような食べ物屋さんを発見!しかも出す料理はすべてオーガニックで、ヴェジタリアン、しかも美味しい。

緑があるれる店内。エリア的にはあまり治安のよい場所ではないが、家族連れで賑わうここはなんだかシェルターのようなホッとする雰囲気が。

場所はパリの北、18区。アフリカ系の人々が集まるエリアの一角。ここはパリなのか?と思わせるくらいカルチャー・ミックスしたここでは、アフリカ柄の生地を売るお店や普段パリのマーケットではみない大型のサトイモなど売る商店が並ぶ。

メニュはすべて日替わりで、肉や魚類は一切なし。ひよこ豆をコロッケのように衣をつけて揚げたものや、豆腐のチリコンカルネ風など、多国籍料理を出す。付け合わせは季節の野菜をグリルしたものに雑穀米と、こちらもヘルシーコンシャスだ。しかもオーガニックときている。

メインは常時3種類から選べる。ヴェガン(卵も食べないヴェジタリアン)にも対応する料理で、どんな宗教の人でも食べられるのがよい。
週末はビュッフェ式で、ブランチには最適!

メインは6ユーロ、ドリンクがついて、前菜かデザートを選べるセットメニュでも10ユーロと、ビストロなどで食べる値段の半分くらいと、お財布にも優しいのが嬉しい。オーナーのオーグスティンさんは住居のない人々へ避難所を設立するなど、ボランティア活動で知られるひと。そんなことからもすべての人にアクセスできる価格でヘルシーなものを提供したい、という思いが伝わる。

ジュースも常時3種類用意。一杯がたった2ユーロととても良心的な価格。

お店の名前についているキャンティーヌはフランス語で食堂という意味。コンセプトが食堂ということで、サービス係もいなく、セルフサービス式。最後は据え膳用のカウンターへ持って行き、食べ残しはきちんと自分たちで片付け、コップやフォークもきちんと仕分けする、というのも徹底している。安い、うまい、手軽と三拍子そろったこんなところが近所にもあればいいのに、とつくづく思う。

Cantine Le Myrha
70, rue Myrha 75018
tel/09 73217843

Text /Hiro Morita

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