とことこと

MAY 18 / 普通のパリ

パリで船上アペロ

ボートに乗って夕焼けを見ながらピクニック風にアペロするけど行かない?

とインジーが誘ってくれた。

どんなことがおこるのか、全く想像もつかないまま、「うん!いくいくー」と返事をした。

パリ10区と19区の境、スターリングラードというエリアに川の駅、ケディラ・ロワールはある。夏は混んでいるらしいが、気軽にボートを借りて、船上ピクニックができる。

Quai de Loire(ケディラ・ロワール)

ググっても日本語で情報がでてこない場所で待ち合わせ。川の駅だ。

大阪には川の駅というのがあり、私の主宰する「ムーンアニマル」のスタジオは『八軒屋』という川の駅にある。

そしてパリにも川の駅があることを、この旅で初めて知った。

川の駅内でいろんなボートにぶつかりながら、Uターンして、やっと駅出発。あまり見ないインジーの、少し緊張した面持ちがすっごく可愛い。写真を見て気づいたが、ボートのハンドルとネイルの色が合ってる。。偶然。。?いや、絶対偶然でしょ。

川の駅に着くとインジーが、8人くらい乗れる小さなボートを借りてくれたようだ。私はぼーっとしてるだけでいざ出発!インジーがハンドルをにぎる。

ボートも運転できるんだ〜

などと見とれながら、体の中はワクワクでいっぱい。

川岸に座ってくつろぐ人もちらほら。夏になるとそんな人たちで川岸はぎっしりだそう。

船上アペロ!と言われて船の大きさも何も想像できていなかった。そんなこと、火曜日の仕事終わりにする習慣など日本にはない。

インジー: この川、泳げるようにするらしいよ。今度の大統領。

パリジェンヌは人生を楽しみたい!という気持ちが本当に強いんだなぁと思う。

川岸でくつろぐ人が見える。アンが「これが彼氏」と、見せてくれた写真は、あぐらをかいたまま、天井からドレープで逆さに吊られている、かわったヨガをしている最中の彼、だった。

一緒にボートに乗り込んだアンが、カロリーヌと電話で段取りを組んでいる。

途中でピックアップするのだそう。

これは船のレストランなの、といっているインジー。

インジーの古くからの友人、アンは、音楽雑誌に記事を書く、有名な音楽ジャーナリストだ。ワールドミュージックに強く、音楽を聞くために世界中をまわる、という素敵な仕事をしている。

途中でピックアップ??カロリーヌを??と思っていたら、本当に川岸でカロリーヌが待っていて、ボートに飛び降りる形でピックアップ終了。

この時は私がボートを運転している。ミリ単位で合わせていかないと、まっすぐ走れないほどセンシティブなハンドリング。

私たちは、ワインを2本開け、ソシソンを1本食べ、先週の『母と娘の森』にも登場したBlé Sucréのケーキをひとつ食べた。

お芝居やコンサートがおこなわれるアートセンター。

そしてカロリーヌは少し先の川岸で降りていった。

キラキラと、9時になってもまだまだ明るいパリの空を映す、もうすぐ泳げるようになるはずの川。

みんなでアペロするから行かない?と軽い誘い方をしてくれたインジー。アペロはお茶会なんだなぁ、と思ったパリの夕べ。

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