とことこと

MAY 18 / 母と娘の森

パリの朝はマルシェでお買い物 2

マルシェでお買い物が済んだら、周辺エリアでぜひお散歩を!パリの東、バスティーユからマルシェ・アリーグルまで続くエリアはフランス革命の舞台にもなったところ。その昔、バスティーユ広場には監獄があり、武器を求めて集まった民衆がバスティーユを襲撃。それがフランス革命の発端となった。

マルシェからすぐのところにあるヴィンテージショップ『サンボリック』。とても小さなお店だがアンティーク好きなら気に入ったアイテムが必ず見つかる。

庶民的な面影を残すこのエリアは古くは家具の修復工など、職人の工房があったところ。いまでも脇道に入れば、家具職人が働くアトリエに遭遇することも。マレやサン・ジェルマンなどに比べてまだ家賃がそこまで高くないということもあって、オーナーの個性が光る個人商店が多いのも特徴。常設市がある広場から大道りに抜ける小道、コット通りは、小さいながらも面白いお店がいくつかあるので、ぜひ散策を。まず最初に出てくるのが、手芸用品を扱う,『ラ・メゾン・デュ・ブトン』。日本語に訳すとボタンのお家というだけあって、ボダンが豊富!60年代から80年代のものを中心に、年代もののボタンもあるので見ているだけで楽しい。

ボタンマークの看板が目印の『ラ・メゾン・デュ・ブトン』。ボタンだけでなく、リボンや編み物糸なども充実している。

その数軒先、ブーツ職人のアトリエの隣には、選りすぐりのヴィンテージを集めたお店、『サンボリック』がある。30年代の映画にインスパイアーを受けた店内には、ところ狭しと洋服、アクセサリー、インテリア小物が置いている。中にはオートクチュールのピースもあり、一点ものの他では見つからない名品に出会えることも。ウインドウにもオーナーのセンスがキラリと光る。

『サンボリック』では、純銀の置物や小箱など、お家のコーナーに置きたくなるインテリア小物も取り揃える。

その他、お隣の国ベルギーのみならず、ブルックリンのビールまで扱うビール専門店や、木のおもちゃなど、子供グッズを集めたお店など見所がたくさん!お買い物に熱中していると、そろそろランチタイムに。近くにフレンチとイタリアンが見事に融合したレストランがオープンしたので、ぜひそこへ!

予約が取れないビストロとしてグルメには話題だった『リノ』のオーナーが、お店を拡張して再オープン。『リノ』の時と比べて、よりシェフのオリジンであるイタリアを意識して、パスタメニュが充実。とはいえ、フレンチでキャリアを積んだシェフだけあって、お肉のラグーに地中海のエビを合わせたりと、ひとひねりあるパスタが楽しめる。

メニューは毎日、入荷に応じて変わる。今日のパスタは全部で3種類。写真はヒラメのリングイネ。プリプリのお魚にレモンの酸味が絶妙にマッチ。

ベージュを基調としたシンプルな店内には、同系色のヴィンテージの椅子に年代もののシャンデリアを合わせたりと、これまたセンス抜群。スマートなサービスと相まって、心地よい時間が過ごせること間違いなし。しかもランチタイムにはパスタに、前菜かデザートを選べるお得なメニュ(24ユーロ)もあるので、マルシェ・アリーグルまで行ったらぜひお試しを!

『パッセリーニ』の店内。
キッチンはオープンタイプで、中の喧騒がよいバックミュージックになっている。

Text : Hiro Morita

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