とことこと

MARCH 16 / 母と娘の森

パリでいま美味しいレストランを探せと言われたら、日本人シェフのいるお店に行け!と言われるぐらい、日本人の活躍がめざましい。

そんな中、パリにまたひとつ面白いスポットが昨年オープンした。ビストロ激戦区としても注目を集める11区、オベルカンフ駅すぐに構える『マルゴ』。

確かな技術力、勤勉さ、そして並々ならぬ食へのこだわりが彼らの成功の秘訣といえる。

「一度にいろんなワインを試して欲しい」という願いから、グラスで飲めるワインが常時15種類ある。生産数が少ないワイナリーのものが充実していて、日本で飲めないワインも。ワイナリーまで足を運び、直接買い付けることもある。

オーナーの中村さん(右)は、ボルドーでワイン勉強した後、ソムリエとしてフランスの国家資格を取得した。シェフの北村啓太 さん(左)は南青山の成澤シェフの元で修行を積んだ後、7区の『au bon accueil』でシェフを務めた経歴だけに、盛り付けから火入れまで、星付きレストランに負けないクオリティの高さだ。

そんなワインに華を添えるのが、料理の数々!熟成したコンテチーズやイベリコ豚のハム、ベロッタ・ベロッタなど軽くつまめるものから、ワインバーでここまで本格的なものが食べられるの!と驚くフレンチの一皿まで用意している。

 

 

 

そんな料理に合うように、豪さんが的確なワインのアドバイスをくれるのも嬉しい限り。

店内には、センスのよいアートワークが飾られている。

「パリ在住の日本人アーティストを応援したいという思いもあるので、今後ここでギャラリーのように他の作品も展示していきたい」と豪さん。

豪さんの奥様の中村心さんの作品が飾られており、そんなこともあってか、お店はどこか居心地のよい家庭的な雰囲気も漂う。

「ふらりとひとりで手軽に来られるように」ということから、入り口には大きめのカウンター席がある。そんな居心地の良さからか、夜な夜なパリ在住の日本人が集まり、深夜近くともなると、あちらこちらで日本語が飛び交う。日本から来たひとり旅のひともここなら安心してワインと食事が楽しめそうだ。

Text/Hiroyuki Morita

MARGO:
75011 Paris 9 Rue Jean Pierre Timbaud
> MAP
+33 1 43 38 52 19
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