とことこと

MARCH 09 / 普通のパリ

パリは東京に比べるとそんなに広くはなく、パリ旅行にUVERは、最高に便利でストレスなく移動できる交通手段だったのだが、最近にいたっては、車で15分の距離が、道が混んで1時間もかかるようになってしまった。

というわけで、インジーの スタジオOPOS のあるレピュブリック駅へ、メトロを駆使して移動。マレ地区のお隣のこのエリアは、エッジのきいたお店が、パリに行く度新しくオープンしている。

文:田中洋子 写真:ほぼインジーとたまにその周りの人

メトロの駅を地上へあがると、その真ん中にダーン!とこんな彫刻のそびえるレピュブリック広場がある。『普通のパリ』になんども登場したサン・マルタン運河もここから歩いていける。

レピュブリック駅をあがると広場には、Tシャツ姿で、ひじに勲章かワッペンのようにカサブタをつけた、スケーターの(可愛い)少年たちが。「ワッツアップ」と挨拶しながら私は私の行く道を確保。

インジーのスタジオに行く約束の時間まで2時間。コンセプトストアの「Merci」と「The Broken Arm」、本屋さんとアートイベントが合体した「Ofr.」や(←ここほんと好き)キャロ・デュ・タンプル(素敵な建築のイベントスペース)のすぐそばにある、絶妙なテイストのアフリカン古着「Marche Noir」によることができた。

インジーの経営するOPOS は、部屋ごとに違うキャラクターのインテリアになっていて、本当にクリエイティブ。ここは社長室。インジーの部屋。

インジー: このメールだけ送らせて!

ゴメンネゴメンネー!(ここだけは日本語。インジーは日本語のスラングとしてこれを使って10年たつ。U字工事のネタだということを、そろそろ伝えないと、と私が思って5年程たつ。)

田中: あ、ゆっくりでいいよ。

インジーの部屋。デスクの前にはソファーとコーヒーテーブル。暖炉は使えないが、OPOSの全ての部屋にはマントルがある。この部屋のマントルには、お揃いでもらったCAP(インジーはLA私のはNY)とMOON ANIMALのポストカードが飾ってあって嬉しい。

インジーのとなりの部屋はミーティングルームになっていて、ワクワクするようなクリエイティブな本や雑誌のライブラリーがある。 

さっき立ち寄った「Ofr.」で見つけたけどあまりにも高くて手が出なかった雑誌、Egoïsteが何冊もあったので、すごい集中力で目を通していると、OPOSのフォトグラファー、Fabien Sarazin が登場。シャンパンをもって。

「Ofr.」で見つけたEgoïsteはNo8〜No12くらいで、95〜225ユーロした。後で調べたら、大阪でよく行く古本屋「天牛書店」で5000円で発見。にしし。こんなことってあるーぅ?購入。

ファビアン: ヘーイ!YOKO!

田中: いやーん!マグナムやん!(キス/キス)

ファビアン: 開けよ!開けよ!ワインオープナーとナイフとってくる。

黒いカシミアのセーターから可愛く白い襟を出して、皮のスカートのコーデがかわいい。ファビアンが切っているのは。。
ソシソン!(Saucisson)アペロのおとも代表選手。1本まるごと切るのね。

田中: インジー!ファビアン来たよー!

インジー: もうちょっとで終わるからー

田中: だって。ファビアン。
(ゴメンネゴメンネー!)

次回につづく

先週の『普通のパリ』でご紹介した「Design Et Nature」でインジーが購入した鳥。ここについては、パリジェンヌにあって、日本人にはあまりないテイストなのかもしれない。
LINEで送る