とことこと

JANUARY 26 / 母と娘の森

「フランスに高校留学してたみたい」

名前は覚えてないというのだが、ハイセンスな大阪の友人が、コトニエ淀屋橋のスタッフさんの接客が、ほんと素晴らしかった!と絶賛するのだ。会いたいっ!!!

「フランス留学」だけを手がかりに、そのもとリセエンヌを探すため、コトニエ淀屋橋にいくことにした。

取材・文:田中洋子

そのリセエンヌの通っていた、フランスの高校。
アルザス地方にある。もともと修道院だった建物。

コトニエ・マーケティングの幸子さんにその旨を伝えると、「絶対それ尾崎さんだー。」

探すまでもありませんでした。すぐに身元が明らかに。ま、そりゃそうか。

さっそく尾崎さんに会いに、時速280キロで「とことこと」。(新幹線だからね!)

尾崎さんのスタイリングは正真正銘フレンチシック。エレガントで上品なだけでなく、その人の個性を考えてトータルコーデしてくれる。この ボルドーのグラデーションでまとめたコート とニットのコーデも然り。

会った瞬間わかる、愛されて育った女性。

会えたー!すぐ会えたぁーー!!!
フランスに高校留学されてた尾崎さんは、コトニエ淀屋橋の店長さんでした。

入店すると、明るい空気をまとって尾崎さん登場。動きの美しい、上品な女性。

そして、会った瞬間わかる、愛されて育った女性。そう、それが尾崎さんに会って感じたこと。

大自然と深い歴史に育まれ、丁寧な暮らしのできるアルザス。ワイン畑や花畑の中を、車で走りたい。フォアグラ飽きるまで食べたい。

「フランスのアルザス地方にある高校に通っていたんです。」

アルザスって、私にとって連想するのはワイン(のみ)。

「そうなんです。ワイン畑だらけで。」

尾崎さんがホームステイしていた家族の写真を見せてくれた。

「これがお母さん。となりの森にきのこを採りにいったり、お家の畑で育てている野菜でご飯を作ってくれるんです。お料理がとっても好きで、上手なんです。」

やさしいフランスのお母さんのイメージそのまんま。こんな食生活憧れるな。家のうらに、食材を採りに行く。水上勉(土を喰らう)とは似ているようで全く違う。

夢のようなライフスタイル。素敵すぎます。

「お父さんはスウィーツ担当で、ガレットやケーキやタルトなんかを焼いてくれます。」

こんな幸せな時間。話を聞くだけでも心がふっくらする。

となりの森の、きのこがたくさんのカゴ。
お父さんもいい顔。 スウィーツ担当って可愛い。

「アルザスは大自然に囲まれているのと、古い歴史があるのでアートやクラフトも身近に感じれるんです。」

美しい教会や、花に溢れた街道の写真を見せてもらった。

でも私が一番忘れられないのは、この写真。

「おもてなし」この気持ちは日本だけのものでなく、
世界共通だということの証拠写真。

愛にまみれてる。

料理好きのお母さんが作ってくれたナプキン・リング。尾崎さんの名前を入れてくれた。ここに住んでいた頃からずっとテーブルにつくと、置いてくれる。

「今でもアルザスの家に遊びに行くと、私のお皿の横に置いてくれます。」

尾崎さん、愛にまみれてる。

尾崎さんの名前の入ったナプキン・リングがおかれてある。心が満たされる時間が見えるテーブル。

「す、すてきー」のため息が漏れる。

私も、こんなことを人にやってあげたい。

心のこもった丁寧な暮らしを知ってる人。ハイセンスな大阪の友人は、尾崎さんのこんなところを敏感に察知したのだろう。

好きなものを少しだけ持ち、何年も大切に使う。そんなフランス人の考え方をベースにしているコトニエ。フレンチスタイルのファッションは、スマートでもある。

「HANSI(アンシ)という絵本作家が好きでアルザスの自分の部屋に、たくさん絵を飾ってたんです。」

なんて可愛いお部屋。ちょっとハイジ。

フランスでの高校生活を過ごした部屋と、家の庭にあるリンゴの木。リンゴ、自分の庭で育って欲しい!!! 

尾崎さんはHANSI(アンシ)の絵と、今も一緒に暮らしているのだそう。尾崎さんの家の飾り棚の写真を見せてもらっている時

「あ、この棚作ったんです。」

えっ???大工なみの完成度!!

この ダブルフェイスのコート は、私の個人的なおすすめ。抜群の柔らかさと、なんといっても軽いっ!フレンチシックなシルエットです。

尾崎さんって本当に女性らしい、上品な方なんです。カナヅチやドリルとか持ってるイメージがつかない。他にどんな変わったことするのか聞いてみた。

「(笑)バレエのレッスンはずーっと真剣にやってます。子供の頃から。」

あっ!!!だからこんなに動きが綺麗なんだ。ガッテン!

パリ旅行では、事前に予約して、バレエスタジオでレッスンを受けるのだそう。

フランスでは知らない女の子はいないくらい、
コトニエは、フレンチウーマンの意識に根付いている。

ほんとうに素敵なフランス旅行のスタイル。

コントワー・デ・コトニエで働こうと思ったきっかけは?と聞いてみた。

「フランスで高校生だった頃コトニエを知って、憧れるようになったんです。フランスの女の子はみんなそうなんだけど。」

高校生なのに背伸びして、ようやく買ったコトニエのコートを尾崎さんは、今も大切に大切に着ているのだそう。

この話、本当に好き!また次の回に

 

淀屋橋odona店
〒541-0042 大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona 1F
> MAP
06-4707-3320
11:00-20:00(土日祝)
LINEで送る