とことこと

OCTOBER 20 / 普通のパリ

ボブ・ディランのニュースにパリジェンヌも笑顔。N°7は、パリのクリエイティブ界で活躍する、とびきりチャーミングな女性、インジー・マソトゥとの普通のパリの1日。

文:田中洋子 写真:インジーとその周りの人

大人上質な夜が楽しめる NEW MORNINGの前で。
村上春樹の中では”羊をめぐる冒険” が好きだというインジー。

ボブ・ディラン がノーベル文学賞をとったというニュースに、世界中がなんとなく平和な気分になっているような気がする。

ここ数日、ボブ・ディランの曲を聴いている人もきっとたくさんいるんだろうな、と感じながら私も聴く。その中にNEW MORNINGという曲があった。

ふとインジーのお祖母さんが創始者であるパリのジャズクラブ、NEW MORNING を思い出した。

おしゃれなパリジェンヌが仕事を終え、
apéro(アペロ)しよう!と集うChez Jeannette

田中:インジーがNEW MORNINGに連れて行ってくれたとき、まず Chez Jeannette で待ち合わせして、apéro(アペロ:食前酒) で始めたよね。パリジェンヌってapéroが好きだね。

インジー:そうね。まさにフレンチスタイルかもね。

田中:Chez Jeannetteはこれぞパリ!って雰囲気。ここでapéroしてNEW MORNINGでいい音楽を存分に味わって、その後に連れてってくれたあのレストランは至福だった。なんて店だっけ?

インジー:Brasserie Julien

アールヌーボーのデザイン、アイアンワーク、色。
何をとってもフレンチな佇まいのBrasserie Julien
テーブルについて落ち着いてインテリアをよくみまわすと、
夢をみているような気分になる。

田中:あのレストラン、ちょっと特別だよね。みなさん〜!このapéroから始まるパリのナイトコース、ほんと素敵ですよ!

今日はどんな日だった?

インジー:今日は Merci でランチ・ミーティングしたの。

田中:Ôpos agency (インジーの経営する会社) の近くだよね。近所に新しいコンセプトストアできたみたいだね。Empreintes、先月オープンしてから日本でも話題にのぼるよ。

インジー:メイド・イン・フランスの手仕事にこだわったコンセプトストアで、ロケーションと店のコンセプトは素晴らしいわ。

今でも安定して人気がある Merci は、わかりやすい場所にあるので待ち合わせにオススメです。
パリジェンヌはカフェとしてもよく活用するMerci。

その後、キッズジュエリー の撮影があったの。

田中:キッズがジュエリー?それもフレンチシックスタイルだね。子供の頃からこんなの普段使いするの?

インジー: いやー、これらはスペシャルね。

フランスは花が美しいと思う。野性味があって、堂々としている
キッズジュエリーに合わせるフルーツとバックグラウンドを選んでセットを組んでいるところ。
野草のような花を、ジュエリーに合わせるのがフレンチシック。

インジー:夕方、Ôposのマネージメントしているアーティスト とapéroするのに Daroco に行ったの。Jardin du Palais Royal を通って。

田中:でた。apéro。なんでフランス人はそんなにapéro好きなの?

インジー:ディナーの前に家族や仲のいい友人と、チーズやソシソン (Saucisson) なんかをつまみに、ワインを飲みながら会話を楽しむの。

田中:ポイントは会話、なんだね。

次回につづく。

Jardin du Palais Royalはパリのど真ん中にあるのに、
贅沢でゆったりとした空気が流れる。パリを歩くのは本当に楽しい。
DarocoRoco pizzeria などで有名な
Alexandre GiesbertとJulien Rossがてがけたイタリアンレストラン。
Darocoのフロアが家を改築中のインジーの心をわしづかみ。
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