とことこと

OCTOBER 13 / 母と娘の森

めっきり涼しくなってきて、ファッションに気持ちが向いてきました。先日、コトニエ青山店の保永さんのおすすめでGETした カシミヤのセーター がほんとに気持ちよい季節の到来。このセーターは首まわりのVの開きが特長的(広め!)で、ちょうどいい女性らしさを演出してくれて助かってます。

取材・文:土本真紀

「たまに、パンも焼いています」

青山店の保永さんを見かけた人は、かっこいいだけではない、“何か”を感じるはず。なんというか、きちんと暮らす人だけが持つオーラに包まれているんです。写真から伝わるでしょうか。

「朝ごはんはちゃんと食べるようにしています。たまにパンを自分で焼いたりもして。といっても、そんなに凝っているわけじゃないですよ!毎日を丁寧に、きちんと暮らすっていいな〜と思っています」

そうでしょう、そうでしょう。
素敵な刈り上げヘアなのに、どこかに女性らしさやエレガントさが漂うって、すごいことだから。彼女から醸し出される上質感とは、日々の過ごし方の積み重ねによるものだと確信。ライフスタイルこそが、見た目になって現れるということでしょうか。

お土産にマドレーヌmixと、焼き型を差し上げたらなんと、
翌日にはもう「焼いてみました♪」メールが。

「お暇があったら読んでみてください」

何気なく“女性らしさ”なんて書いていましたが、保永さんが大学時代に書いたという卒業論文の話になり、取材後日に見せていただきました。

そこには面白い考察がいっぱい。“らしさ”とは何なのかを追及していた大学時代の若かりし保永さんから、改めて考えるきっかけをいただきます。

<以下、卒業論文より抜粋>

「美しさや高級感、非日常的といったイメージを強調するために、女性誌では、美しさの象徴として白人が起用されている」

「日本の雑誌が伝える特定の英国イメージと、英国発行雑誌が取り上げる英国イメージは一致していない」

「雑誌にはステレオタイプを助長する要素が多くある」

卒業論文の最後は、こうまとめられています。

「メディアの情報を無意識に受け入れず、ステレオタイプをあくまでひとつの特徴として、例外もあることを理解してコミュニケーションをとることの重要さを 再確認することができた」

ーー大学時代にこう語った保永さんが、今コトニエで働いていることになるほど、と思いました。保永さんの卒業論文とコトニエの世界の共通項。それは、ステレオタイプを超えていく包容力という品質。ステレオタイプを押し付けようとしない心地よさ。保永さんの魅力も、コトニエの魅力もまさにここにあり!

保永さんと話していると、もっと知りたい!話したい!と、ついつい時間を忘れてしまいます。

「このブーツがないと始まらない」

さてさて、真面目な話はここあたりまで。ここからは、取材の時のお買い物タイムに青山店で見つけたアイテムたちについて一言、語らせていただきま〜す。いろいろ手に入れましたが、その中から2アイテムのご紹介です。

商品をみる → BENJAMIN ( BOOTS ) / DRESS

ひとつめ:レースアップブーツ
この靴がなかったら毎日何も始まらない、とまで保永さんに言わせたショートブーツ。確かに、カジュアルもエレガントも、レジャーもビジネスも、どんなシーンにもぴったり! なんてことのない普段着でも、これを履けばちゃんとした印象に。

もしも難点があるとすれば、それは、朝寝坊に弱いことでした。何って?? だって紐靴ですもの! スポッと1秒で履けるパンプスのようにはいきません。毎日を丁寧に生きられる人は、靴を履く時間の余裕くらいは当たり前のように持っているのだろうけど…焦。

商品をみる → PANTS / BLOUSE / CARDIGAN

ふたつめ:ジョガーパンツ
これ、難点はきちんとした見た目以上に楽々なこと〜。ゆったりシルエットではないのに、お腹まわりはすごく快適で食べ過ぎてしまってもノープロブレム。この快適さ、食べ過ぎ注意!(笑)

冗談はさておき、どんな丈の長さのジャケットにもぴったり合うことにびっくりしました。パンツスタイルをバランスよく決めるのって意外に難しいのですが、この1本があれば間違える心配なしです。敏感肌でチクチク嫌いな私が素肌のまま履いても、さらっとしていて気持ちいい素材なのも良かったです。

ということで、長くなりましたが今日はこのあたりで失礼いたします。そうそう、保永さんにお土産で差し上げた、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」(集英社文庫)のお話をしそびれました。こちらはまた次回、語らせていただけたら。

みなさまも、芸術、読書、食を楽しむ秋を、元気にお過ごしくださいね。

コントワー・デ・コトニエ 青山店
〒107-0061 港区北青山3-5-15
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