Comptoir des Cotonniers 「母と娘」のための、フランス発アパレルブランド「コントワー・デ・コトニエ」採用情報        
採用情報TOP会社概要社員の声応募要項応募フォーム公式サイト
青山店店長 | パリ研修に行って・・・ (木村美保・安藤楼蘭)

2009年6月開催ファッションショー
安藤楼蘭
外国に行くなど、通常と違う環境に置かれると、通常使われない脳の部分が覚醒され、五感が発達した状態になるそうです。その覚醒した状態の五感に頼らずとも、パリは文化や芸術、またファッションの中枢地であることは、あらゆる場所や機会を通して納得出来ました。

町全体が瀟洒で、重厚。歩く人とウインドウはとてもシンプルで本物・・・使い勝手の悪そうな古い建物を大切にするけれど、纏う衣服は使い勝手や機能性がある程度で良く、自分を上手く飾ってくれるものを選ぶ。

アンバランスであるのに、街と人がとても密な関係と感じました。
新しいものと古いものの組み合わせ方が絶妙という事です。

そのバランス感覚やセンスは、例えばルーブルで子供たちが床に座ってスケッチをしている場面、駅の構内から聞こえてくるアマチュアの楽団の演奏、歴史あるプランタンのウインドウにコラボレーションされた現代アートのポップなウサギ、昼も夜もおかまいなしにカフェのテラス席は満席で風景を楽しみながら、色々な会話を交わす時間を楽しむ事を知っている大人達(日本と比べ、大人が主役である、大人が積極的に楽しんでいるような光景を幾度となく目にしました)、キオスクの商品の並べ方一つとっても、民族的な誇りを感じました。誰か一部が優れているのではなく、全体として当たり前に享受され受け継がれたものは強い・・・
それらを肌で体感出来た事はとても貴重で、出来る事なら一緒に働く仲間と共有したいと思いました。
私自身がパリへ行けるチャンスに恵まれたのは単純に、会社で大切にしている事を一つ一つ、チームで築き上げたからでした。
才能や技術に恵まれている訳でもないけれど、プロとしてお客様に本物のサービスと落ち着ける場所を提供し続ける為に、一緒に長い時間を過ごすチームの一人一人が大切で、当たり前ですけれど、日々お互いに感謝する。売上げよりも大事な根本の部分、人が人と働く上で、特に女性が働く上で、近くにいる人の心を大切にできないようでは、お客様を本当に、大切におもてなしすることはできないと思います。

特別な何かを一時提供するのではなく、本物の居場所や気持ちを常に表現する、シンプルな行動や理念はフランスという国へ行った事と、コトニエという会社に自分が出会って感じた事と共通していて、妙に嬉しく誇りに感じた部分でした。
それから、いくつかのコトニエのお店を廻って感じたのは、サービスは世界共通だということ。
どのお店へ行ってもウインドウディスプレイは同じ。店内の装飾もほぼ同じ、違うのは働く人で、目を見てbonjourと言って迎えてくれるかどうか。それだけでお店が見えてくる。たくさんあるお店の中からこのお店にしたい、と思えてくる。共通のディスプレイとシンプルな店内は、実はあじけなく感じていたこともありましたが、逆に私たち、人の部分で如何様にも形を変えられる、そんなにやりがいのある事はないなと気付くことが出来た貴重な体験でした。
勿論、日本も同様なのですが、やはり改めて気付けたのは五感が鋭くなっていたおかげでしょうか・・・
パリだから特別な訳ではなく、日本だから出来ない訳ではない。

絶対的な感性に触れる機会が少ないハンデが今のコトニエジャパンの充実した社内ツールの基盤・・・常に前にすすむ動力になっているのかな、と感じます。
自分がこれから新しい立場に立っても変わらずに持ち続けていたい基本と感謝の基盤なのだと、パリの小さな、かわいいホテルで思いました。

Copyright (c) 2007 COMPTOIR DES COTONNIERS JAPAN CO.LTD ALL RIGHTS RESERVED